あさのひとりごと

3日坊主にならないように、全力を尽くします。 記事は個人のひとりごとです。所属する組織の意見を代表するほど、仕事熱心じゃないです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

【書評】Microsoft Azure実践ガイドを読みました

インプレス社からMicrosoft Azureの本格的な実践ガイドが出ました。 book.impress.co.jp 大変勉強になり、多くの炭素生命体におすすめしたいので書評をまとめました。 前提読者 この本の前提読者は 「企業」や「組織」でシステム開発・運用に従事し、Azureを…

TensorFlowをKubernetesで分散学習するためのKubeFlowを動かしてみた話

Kubernetesが機械学習基盤としてKubeflowをリリースしました。 ざっくりいうと、KubeFlowは以下の機械学習アプリケーション開発の一連のワークロードをサポートするOSSです。 モデル開発基盤 データサイエンティストや機械学習エンジニアがJupyterNotebookを…

機械学習を勉強するときはIDEっぽいJupyterLabを使うと便利

いまお仕事の関係で、機械学習の教科書的な書籍を読んだりオンライン講座を受講したりしながらサンプルやチュートリアルを動かして勉強しています。 以前にこちらのエントリーで機械学習の『勉強環境』としてJupyterNotebook/Dockerを使っています、という…

「機械学習の書籍を読む」ために必要な数学やりなおしの書籍

「AIを使って我が社のビジネスを・・・」 がたいへん流行っているようです。そんな中、技術の1つの分野として機械学習を勉強しておきたい!というプログラマの人もたくさんいるとおもいます。が、しかし、機械学習の良書や優れたWeb記事を読むためには、数式…

オイラーの公式は素敵ですねという話

数値流体力学で私が好きなものの1つに複素速度ポテンシャルがありますが、流体に限らず力学の世界では「オイラーの公式」をあたりまえのように使います。このオイラーの公式は、ものすごくシンプルなのですが大変ロマンチックなので「美しい数式」としても有…

物理空間から計算空間への座標変換

日々生活していると、2次元での物理空間から計算空間への座標変換をしたくなるときがあります。なので、備忘録として。物理空間をデカルト座標系の計算空間に写像する場合 計算空間での格子間隔をとすると、のに関する微分は次の式になります。同様にして、…

クランクニコルソン法とフォンノイマンの安定性

計算の待ち時間の備忘録として。空間における2階の微分を陽解法による差分と陰解法による差分の算術平均で表したものが、クランクニコルソン法です。 これを陽解法と陰解法の差分の算術平均を表します。 クランクニコルソン法の陽解法と陰解法の算術平均を重…

WindowsでのJupyter演習環境の準備手順

このエントリは、enakaiさん著書の「ITエンジニアのための機械学習理論入門」を読んで、私がWindowマシンで勉強するための手順をまとめたエントリです。こちらのブログを参考にしています。 www.amazon.co.jp もし環境構築に関して不明点があれば、私@_dr_as…

「ITエンジニアのための機械学習理論入門」のセットアップ手順(Windows10編)

機械学習の基本的な考え方が丁寧に解説されている、ITエンジニアのための機械学習理論入門の実行環境を、Windows10でセットアップする手順をまとめました。 なお、詳細な説明については書籍を参照してください! Amazon CAPTCHA 前提環境 項目 説明 ハードウ…

Raspberry Pi3 でOpenvSwitch+Tremaを動かした~OpenFlow入門~

由緒正しき物理ネットワークの世界では、スイッチやルータなどの通信機器が独立したOSや制御ソフト、ルーティング機能やデータ転送機能もっていて、設定や構成などの作業も手作業で行っていました。ネットワークの構成は物理に依存し、人間によってケーブル…

「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」が発売されます。

翔泳社より、表題の書籍が出版されることになりました。 監修であり共著者の中井さんを始めとして、執筆にご協力いただいた方々に改めてお礼を申し上げます。本書では、Google Compute Engine、Google Container Engine、Google App Engineを中心としたGCPの…

機械(工学の)学習に必要な数学をやり直してみた話

ちまたでは、機械学習がブームのようです。 が、、まったく時代についていけていません。機械学習は、数学が大事と言われています。そこで、機械(工学の)学習に必要な数学をやり直してみようか という、まさかの左斜め下方向からのアプローチで、すこしタイ…

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